頭皮も紫外線対策が必要！
光老化から髪と頭皮を守る方法

2025.3.7

日差しが強くなる季節、肌の日焼け対策は意識していても、頭皮の紫外線対策を忘れていませんか？
実は、頭皮は体の中でも紫外線を最も浴びやすい部位の一つ。
長時間紫外線に晒されることで、日焼けだけでなく、髪のパサつきや抜け毛、さらには「光老化」の原因にもなります。

紫外線の強さは季節によって変化し、一年を通して紫外線対策が必要です。
今回は、紫外線が頭皮や髪に与える影響、光老化とは何か、月ごとの紫外線量、そして適切な紫外線対策の方法について詳しく見ていきましょう！

1. 頭皮と髪に紫外線が与える影響

① 頭皮の日焼け
顔や腕と同じように、頭皮も紫外線を浴びることで日焼けします。
帽子や髪の毛がカバーするとはいえ、分け目部分や髪の生え際は特に紫外線の影響を受けやすいポイントです。
日焼けすると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

◆ヒリヒリとした痛みや赤み
◆頭皮の乾燥やかゆみ
◆フケの増加
◆毛穴のダメージによる抜け毛の増加

② 髪のダメージ
髪の毛も紫外線を浴びることでキューティクルが損傷し、乾燥しやすくなります。
特にカラーリングやパーマをしている髪はダメージを受けやすく、以下のような影響が出ることがあります。

◆髪がパサつく、広がる
◆髪のツヤがなくなる
◆切れ毛や枝毛が増える
◆カラーの褪色が早まる

紫外線による影響は「光老化」と呼ばれ、肌だけでなく頭皮にも同じように起こります。

① 光老化とは？
光老化とは、紫外線を長期間浴びることで皮膚が老化する現象です。
光老化を起こすと、以下のような症状が現れます。

◆肌のハリが失われる
◆シミやシワが増える
◆皮膚が硬くなり、たるみが発生
◆乾燥しやすくなる

頭皮が光老化を起こすと、血流が悪くなり、毛根が弱り、健康な髪が育ちにくくなるというトラブルが発生しやすくなります。また、頭皮のコラーゲンが減少すると、髪のボリュームがなくなり、薄毛や抜け毛の原因になることもあります。

紫外線量は季節によって異なります。以下は、日本の月ごとの紫外線量（UVインデックス）の目安です。

3月から紫外線量が増え始め、 5月～8月にかけて紫外線が最も強くなるため、この時期は特に注意が必要です。

① 帽子やキャップの着用
紫外線を防ぐために最も効果的なのが、 UVカット機能付きの帽子やキャップです。
特につばが広めの帽子は、顔や首元も守れるためおすすめです。

② UVカットスプレーの使用
頭皮や髪に直接スプレーできる UVカットスプレーを活用しましょう。
日焼け止めとは違い、ベタつかず手軽に使えるのが特徴です。

③ 日傘を活用
UVカット機能がある日傘を使うことで、直射日光を防ぎ、紫外線ダメージを軽減できます。

④ 髪型の工夫
髪をまとめることで、紫外線に直接当たる面積を減らすことができます。
ポニーテールやお団子ヘアなどで、頭皮を守る工夫をするのがおすすめです。

⑤ 抗酸化作用のある食事
ビタミンC（レモン、キウイ、パプリカ）ビタミンE（アーモンド、アボカド） βカロテン（にんじん、かぼちゃ）これらを積極的に摂取し、紫外線ダメージを内側から防ぎましょう。

⑥ 頭皮ケアアイテムの活用
紫外線を浴びた後は、保湿や抗酸化成分を含んだ頭皮用ローションやエッセンスでケアするのも有効です。

頭皮は、紫外線の影響を直接受けやすく、光老化によって髪や頭皮環境が悪化するリスクがあります。
3月から、帽子・UVカットスプレー・日傘・ヘアスタイルの工夫などの紫外線対策を始め、5月～8月は特に入念なケアを行うことが大切です。

また、日々のヘアケアで、Fasting Shampoo®︎のような保湿成分が多く含まれている製品を使用して、頭皮や髪の保湿を心掛けることで、紫外線によるダメージを軽減することができます。

頭皮ケアアイテムを活用して、頭皮と髪の健康を保ちましょう！