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若いのに白髪?なんで?

2025.1.8

白髪は年齢とともに増えることが一般的ですが、若い頃から白髪に悩む人も少なくありません。
今回は、白髪の原因と対策について見ていきましょう!

1. 加齢

加齢は白髪の最も一般的な原因です。年齢を重ねると、毛髪を着色するメラニン色素を生成するメラノサイトの機能が低下します。
メラノサイトが十分なメラニンを生成できなくなると、髪の毛が白くなります。
これは自然な老化現象の一部です。

2. 遺伝

白髪の出現には遺伝的要因も大きく影響します。
親や祖父母が若い頃から白髪が多かった場合、自分も同様に若い頃から白髪が出やすい可能性があります。遺伝的な要因は避けることができませんが、適切なケアで進行を遅らせることができます。

3. ストレス

過度なストレスは白髪の原因となることがあります。
ストレスは体内のホルモンバランスを崩し、メラノサイトの機能を低下させることがあります。
ストレスを軽減するためのリラクゼーション法や運動を取り入れることで、白髪の進行を遅らせることが期待できます。

4. 栄養不足

栄養不足や偏った食事も白髪の原因となります。
特に、ビタミンB群や銅、亜鉛などのミネラルが不足すると、メラノサイトの機能が低下しやすくなります。
バランスの取れた食事を心がけ、必要な栄養素を摂取することで、白髪の予防に繋がります。

<ビタミンB群を多く含む食品>

◾️豚肉(特に赤身部分)
ビタミンB1が豊富で、疲労回復効果が期待されます。

◾️レバー(鶏、豚、牛)
ビタミンB2やB6、B12が豊富。

◾️卵
ビタミンB2やビオチン(B7)が多く含まれています。

◾️納豆や大豆製品
ビタミンB2や葉酸(B9)が豊富。

◾️青魚(イワシ、サバ、サンマなど)
ビタミンB12が豊富で、脂肪酸も同時に摂取できます。

◾️乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)
ビタミンB2を含みます。

◾️全粒穀物(玄米、全粒粉パンなど)
ビタミンB1やB3(ナイアシン)が含まれています。


<銅を多く含む食品>

◾️魚介類(特に牡蠣やエビ)
牡蠣は銅のほか、亜鉛も豊富です。

◾️ナッツ類(カシューナッツ、アーモンド、ピスタチオなど)
銅や亜鉛を含む優れたスナック食品。

◾️レバー
銅の代表的な供給源。

◾️ダークチョコレート
銅を多く含み、適量であれば健康的。

◾️ゴマやヒマワリの種
銅やその他のミネラルが豊富。

<亜鉛を多く含む食品>

◾️牡蠣
亜鉛の含有量が最も多い食品の一つ。

◾️赤身の肉(牛肉、豚肉など)
亜鉛が多く含まれ、吸収率も良い。

◾️魚介類(カニ、エビ、ホタテなど)
亜鉛と銅のバランスが良い。

◾️卵黄
手軽に摂取できる亜鉛源。

◾️ナッツ類(アーモンド、カシューナッツなど)
亜鉛や銅を含むスナックに最適。

◾️豆類(ひよこ豆、レンズ豆、黒豆など)
亜鉛やビタミンB群も含みます。

5. 喫煙

喫煙は血行を悪化させ、頭皮への血流を減少させます。
これにより、メラノサイトへの酸素や栄養素の供給が不足し、白髪の原因となることがあります。
禁煙することで、白髪の進行を遅らせるだけでなく、全体的な健康状態の改善にも繋がります。

6. 環境要因

紫外線や大気汚染などの環境要因も白髪の原因となります。
紫外線はメラノサイトを損傷し、メラニン生成を妨げます。
外出時には帽子をかぶるなどの対策を取り、髪と頭皮を紫外線から保護することが重要です。

7. 自己免疫疾患

自己免疫疾患の一部は、白髪を引き起こすことがあります。
例えば、円形脱毛症や甲状腺疾患などは、メラノサイトを攻撃し、白髪を発生させることがあります。
これらの疾患が疑われる場合は、医師の診断を受けることが重要です。

加齢や遺伝だけが原因ではない

白髪の原因は、加齢、遺伝、ストレス、栄養不足、喫煙、環境要因、自己免疫疾患など、多岐にわたります。
これらの原因を理解し、適切な対策をすることで、白髪の進行を遅らせることができます。
この機会に、生活習慣を見直して、健やかな髪を保つための適切なケアを行いましょう。

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